カテゴリー「映画・テレビ」の5件の記事

時をかける少女 通常版 DVD 時をかける少女 通常版

販売元:角川エンタテインメント
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少し前の映画を観ていた時期のことで

この作品も書いておきましょうかね。

                     

親の世代だと原田知世さんの実写版が

印象に残っているとのことですが

この作品は結構楽しめました。

もともと、挿入歌と主題歌を提供した

奥華子のアルバムを数枚聴いてて

この映画のことも知ってはいたのです。

(今、彼女色んなとこで無料弾き語り

ライヴやってんだよなぁ、行きてぇ)

んで、春休みになって観ました。

主人公の女の子がとあることから

過去へとタイムリープ(ワープと言った方が

いいかな?)していき、ちょっとした悪戯をしたり

テストでいい点取っちゃったりするわけですが

後々……。

                  

ストーリーのオチは言わないけれど、

単純に青春ものだし学園ものでもあるけれど、

ベースはSFです。

自分SF好きだなぁ。

凄く好きです。

泣き所のポイントも「本来ならここで泣くんだろうな」

ってところで泣かずにその前の段階で泣いていた

しなぁ。

                  

とりあえず、10代~20代前半の方はみてほしいです。

それ以上とそれ以下の方は響くかどうかはわからない。

精神年齢によるものだから(笑)

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できれば後悔したくない できれば後悔させたくない

今まではブログのタイトルは好きなミュージシャン

(ほぼ、BUMPやB'z、ミスチル、ゆずあたり、

ジュディマリもあったっけか)の歌詞を

しりとりで続けてきたのですが。。。

気づいていた方いるんでしょうか?(笑)

                     

ま、それはさて置き。

今回はタイトル自分のセンチメンタルなところと

記事の内容を一致させまして^^;

                   

ま、また書くけど、「耳をすませば」を金曜ロードショー

みて、「あー!また、みてしまった」と(苦笑)

                  

今までは、単に多摩の風景の良さをしつっこく

言ってきました(笑)

でも、やっぱり真剣に考えるとちょっと

冷やかにこの作品を見つめている自分もいました。

好きな映画はとことん考えちゃうんだけどさ

この作品で登場する二人(雫と聖司)は中学生でこそ

若さでこそ、偶然と勢いでくっついちゃった。

けれど。

未来を考えるとくっつかないんじゃないかなぁとしか

考えられない。

                  

やっぱり聖司のおじいちゃんの恋のエピソード

(おじいさんと恋人が戦争を境に二度と会えなく

なってしまうエピソード)がラストの方に差し込まれて

いることを考えると雫も聖司も同じ結末に向かってしまう

と僕は解釈してしまう。

                  

そんで、この映画のちょっと狡さというか

憂鬱に感じさせる理由はソコにあるのです。

最後の聖司が告白してそこで終りにしちゃい

観衆の男であれ女であれ誰しも、

「あの後二人はどうなったのかなぁ?」って考えるもの。

余白を残しているからこの作品が非常にきれいな

ものに感じるし、この作品を見て初恋を経験するが

たいがいの人間の初恋は実らないままで終わる。

大人になって、懐かしみまた見るけれど

その時には明らかにいくつもの恋を経験し

「こんな展開ありえねぇー!」と思う。

でも、わかっていながらどこかで昔の自分を

だぶらせてしまう。

雫なり杉村なりに。

個人的には聖司くんを投影する人っていないはず。

秀才の苦労や悩みはこの作品ではてんで描かれて

いないから。

                   

まぁ、とにかくこれはもう凶器ですね。

僕はこの凶器に完全に毒づけられていますが^^;

                     

んでも、僕はやっぱり僕は僕自身後悔をしたくないし

相手を後悔をさせたくないんです。

汚ったない大人になりかけてきるけど

真っ直ぐな気持ち忘れたくないし。

                   

だから、エンドロールの歌が非常に痛々しく響く。

「カントリーロード 明日は いつもの僕さ

 帰りたい 帰れない さよなら カントリーロード」

                

「いつもの僕さ」だなんて言っちゃって。。。

変わらない部分もあるけれど確実に

変わるところもある。

自分でも変えたくない所ってあるけれど。

真っ直ぐな気持ちは変えたくないな。

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魂の歌 くすぶってた 照れ隠しの裏にしのばした確信犯の声

1『es』

2『初恋』

3『バタフライ・エフェクト』

をみた。

                  

1は、事実に基づいて作られたフィクションらしく

かなり重いし、グロかった。

新聞で宣伝し集められた人間たちが囚人役と

看守役にわかれて2週間刑務所に過ごし

そこで人間がどのような行動や変化を見せるか

を調査するという、心理実験だ。

被験者たちは実験の報酬として2週間後

大金を受け取る予定になっている。

                

さまざまなタイプの人間がいるため観ている

ものは、自分がどのタイプに当てはまるかが大体

わかってくる。

しかし、途中からだいぶ囚人と看守の間での

やりあいが過激化していき…看守側がかなり強行な

手段に出る。

また、第3者的な立ち位置にいた研究者たちは

実験がある程度の段階までは予測はしているのだが

看守側のエスカレートした行動に手に負えなくなる。

                  

主人公の彼女が2回面会をしに来るのだが

あまりにも冷静に立ち振る舞うところが

マイナスポイント。

それ以外はかなりグロテスクな仕上がりです。

社会学や教育面について深く考えさせられます。

まぁ、でも健全ではないので、こういうの苦手な人は

やめておいた方がいいです。

似たようなところだとやっぱり『バトルロワイヤル』

と近いですね。

この映画、精神的にグロテスクな部分が如実に感じ

られますが、物理的というか視覚的にグロテスクな

作品なら『ナチュラル・ボーン・キラー』という

確かオリバー・ストーン監督の映画は

かなりキツイです。

刑務所内で暴動が起きてもう殺しまくりです(@-@;)

もう無秩序そのものの世界観。

                     

この1は、人間の人格が形成されている大人が

こういった環境にいれられて(誇張的ではあるものの)

かなり精神に異常をきたします。

話の途中から脱落者や苦しみを研究者に述べる

ところはかなりきつさが伝わってきました。

演技どうこうのレベルじゃないなぁ。

あ、冒頭でリンキンパークの曲が流れて

久しぶりにきいてカッコいいなと感じました。

Break!!ってね^^

そっちも興味があればぜひ!

                         

2は、宮崎あおい主演の、これもまた日本の史実にあった

三億円事件を基に、あおいちゃん演じる女子高生が

実行犯だったというフィクションです。

『always 三丁目の夕日』が1958年の東京の世界で、

この三億円事件は1968年の府中や国分寺あたりの

世界。

三丁目の夕日から10年後の世界で

ジャズ喫茶や当時の自動車など僕にはサッパリですが

昭和の匂いがうかがえます。

                      

この作品の良かったところはですね

主人公のあまりしゃべらないで心情を伝える

無言の演技にあるところかな。

前半はあまりしゃべらずに、ジャズ喫茶に集まる

仲間たち(それぞれ皆さまざまな事情を抱えている)の

キャラがみすずの役をうまく引き立たせて

います。

もちろん後半でもあまりしゃべるわけではないのですが

仲間の一人キシ(小出恵介)の提案でみすずと二人で

現金輸送車を襲うんです。

この二人の秘密を共有して犯罪を実行するまでの間が

一番の魅力です。

恋とはそういうものです。

互いに秘密を共有し、親にも友人にもあまり他言せずに

関係を保つということ。

非常に危なっかしい秘密ですが、リスクが高ければ

高いほど恋情も深まるものです。

結果的に三億円を強奪することには成功するのですが

最後は…。

これは観てのお楽しみということで。

                           

                               

3。

これも重いです。

重いのばっかりだなぁ、おい(笑)

プロットを簡単に言うと。

短期的に記憶喪失になりがちの少年が

日記をつける習慣でそれを矯正する。

大学生になった彼は幼いころに経験した数々の

トラウマ的な出来事を、

日記を読み返すことで過去に戻ることができると知り、

何度も過去に戻って悲惨な出来事を

止めようとする話。

                          

描写的には際どいものありです。

アマゾンの説明にもあるけど

児童ポルノ、動物虐待、神を冒涜する暴力的な子ども

たちといった社会問題も題材として取り上げられている

ためからかなぁ。

                          

というか、感想一言で言うと悲しくなるんだよなぁ。

後半なんかは本当に、「あぁ、結局そうなっちゃうの?」

とか。

なんとか、うまくいったかと思うと付き合ってた彼女が

友達と付き合ってる未来になってしまったり。

なっかなかうまくいかない。

だから、観ている人にとっては、

「いい加減にしろぉぉ!」と、

おぎやはぎの矢作並の怒りが立ち込めてくるか

もしれません(笑)

                       

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなSF感あふれる

世界ではなく、

ケン・グリムウッドのSF小説『リプレイ』や

昔やってた堂本剛のドラマ『君といた未来のために』

(副題が思い出せない^^;)

を思い出しました。

『バック~』のような肉体が過去へと移動するもの

ではなく、精神面での移動なので『リプレイ』や

『君といた~』のものに近いです。

あぁいう過去を変えるものが好きな人は

多少重さを我慢すればみられるかなぁ。

すみません重いのばかりで^^;

ただ、やっぱS的体質の主人公の友達トミーは

怖いです。

あんなのと仲良くしなきゃならないなんて。

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望んだんだ 選んだんだ 仕事ではない わかっていた

昨日今日とDVDを見て過ごしていた。

『シークレット・ウィンドウ』と『ディパーテッド』

という作品。

前者のストーリーは小説家がある日、

ある人間に

「お前、おれの小説を盗作しただろ!」と

訴えられるところから始まります。

主人公はやってないことを証明すべく

いろいろと動き始めるのですが…。

ジョニー・デップ主演。

本当にこの人はなんでもこなしてしまう

人だなぁと感じました。

いろんな作品で彼を見てきたけれど

今回のけだるい役柄が一番似合いそうですね。

サイコサスペンスという位置づけですが

主人公の自己崩壊がもうちょっとどぎつさが

足りないかなぁ。

各々の演技は素晴らしいんですよ。

物語のテンポはいいのですが

良すぎる分どこか安っぽく見える部分があるかも。

窓、鏡など象徴的なファクターを用いて細部に

わたった工夫はメイキングでわかったものの、

どこか足りない感じ。

個人的にはサイコサスペンスとして

好きな作品は『メメント』かなぁ。

                    

                         

『ディパーテッド』はレオナルド・ディカプリオ

マット・デイモン、ジャック・ニコルソンという

方々が主役を張ってます。

警察官になってマフィア潜入をするビリー(ディカプリオ)

と警察へのスパイになり情報をマフィアに流す

コリン(デイモン)とのやりあい。

R15指定ということでかなり銃をぶっ放して

視覚で与えるインパクトというかどぎつさは

「シークレット~」よりかなり多いですが、

あんまり緊張感を持っては

みることはなかったかな。

中盤までは結構ダルさがありましたし。

ただ、最後の最後までどんでん返しが起きるのが

予想できなくて、びっくりしてしまった。

                     

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大日本人

松本人志の「大日本人」がカンヌで上映された。

率直に早く観たい作品である。

というか、松本氏が言うように「観る側に理解できる頭

が備わっているか?」なわけだが。

とりあえず、観たいと思ったものはできるかぎり

今年残された時間にみておきたい。

社会人になったらそれどころじゃないし。

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