B'z ACTION レヴュー3
9 僕には君がいる
ピアノからゆったりと始まる一曲。
最近の彼らのラブソングというのは
単なる人間の離別以上に
大きなテーマが一曲に込められている
気がします。
大きな川が曲の中に「どうどう」と音をたてて
流れているように。
ギターソロまでは非常にシンプルですね。
10 なんという幸せ
もともと「雨だれぶるーず」のように
ブルース調の曲をやってみたかったそうです。
キーボードがさりげなくクールですね。
サビのベースも基本的なことだけど
非常にリズムを大事にしている
印象を感じました。
11 わるいゆめ
ジャジーさにアッパーさが加わってますね。
昔の曲ではそんなになかったです。
結構印象的なところ多いですよ!
この歌詞に登場する主人公の行動が!
薬箱の中をあさったり
虫歯が痛くなったり
毛布のような平和がほしい
コードバッキングでまくしたてながら
これらの歌詞が耳にじわりじわりと入ってきます。
鬱症状のひどいね、こりゃ^^;
2分38秒あたりから異常な速さのギターソロ
も今までのまっちゃんの引き出しになかった
感じでいいですね。
(強いてあげればFIREBALLあたり…?)
12 HOMETOWN BOY'S MARCH
ワンオポ(Wonderfull Opportunity)よりを
現代的アレンジでやるとこういう感じになるん
でしょうね。
最初に聞いた時は目が覚めるような感じでしたよ。
Cメロ(「ここにいてはできないこと~」の件)
のジャージャーいうところはちょっとギターが
重すぎかなぁ・・・。
曲に合わせてそれぞれの楽器の音圧を変えて
いくとまたちょっと印象が変わってくると思うん
だよなぁ。
この曲は過去のB'zが堂々とやってたブラスサウンド
を全面的に出した方がいいなと思いました。
ライヴではギターの音圧は必要だからそこは
上げてもらってね。
13 光芒
基本的にこれも今までのB'zをより洗練化された
感じになっています。
わかりやすいところで言えば「THE CIRCLE」の
「Sanctually」の爆発感がでているし、
何よりギターソロが熱い!!!
16小節中に物凄い数の
音数が鳴っていると思ってたんですよ。
だけど、単純にコードの音だけ追っていっても
16小節の枠内でやっていないですよね、これ^^;
通常、ロック、ハードロックのギターソロは
ブルースをベースにしているから
8小節か16小節の枠内で弾くというのが
もう王道というか伝統というか一つの
定石が出来上がっているわけなんですよね。
けれど、この曲はもうメタルの域に入りかけている
気がしましたね。
速弾き=メタル
っていうのもあながち間違いじゃ
ないんですけども。
とにもかくにも速すぎます!
「松本1stソロアルバムThousand Wave時代
のGソロ到来か!?」なんて思ったりw
今までは割と無駄をそぎ落とすスタイルで貫かれて
いったけど、これだけまさに爆発と言ってもいい
くらいの弾き倒しっぷりですよ。
「色々試してたけど、ちょっと弾き過ぎちゃってて
でも、結果的にこれでOKになった」みたいなこと
を松本さんは言ってましたけど
この勢いを正直僕は待ってました!
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